2007-04-15

鉢形城跡































































鉢形城

鉢形城は、文明8年(1476年)に長尾景春が築いたと言われています。
背面は高い崖の下に荒川を臨み、前面には深沢川の深谷をひかえ、台地には
本丸等の主要部を構え、深沢川の対岸には帯状に外曲輪があります。
天然の要害を巧みに利用した城であって、このような地形は、高い山城と並ん
でよく城に利用されています。

いま、本丸、二の丸、三の丸、大手、搦手逸見曲輪等
を区画するように土塁や堀が良く残っています。
このため昭和7年国の史跡として指定を受けています。

その後、山内上杉氏の持城となり、永禄初年(1558年)
になって、当地一帯を治める藤田康邦は、小田原を
本拠地として、関東一円に進出してきた後北条家の
氏邦を女婿として迎えました。

北条氏邦は入城にあたり鉢形城の大改修を行って、関東
屈指の平山城になったようです。
寄居町・埼玉県
(看板より抜粋)

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