不安定さ

経験は自信へ

霜柱

少し時間が逆戻りした霜柱

振り向く

寒いけど桜

少しの雨と

寒い城跡にひとり

クレーン

変わりつつある街並み

ガードレールの下

何かをつなぐための鎖

納会後

店から出てくる人混み

昼から外出

折りたたみでは敵わない雨

手すり

剥がれた塗装の模様

予備軍

たくさんの蕾

季節はずれ

昼食を食べた後

温泉宿

冷たい水と花

トタンのサビ

歩道のすぐ横の凶器

打開

小さな成功体験の積み重ね

予定調和

隣の席はよく見る人だ

扉

過去の思い出とこれからの思いで

慌ただしい

合流ではなく

雨水を集めてマンホール

片付け

変わらなかった人たちが集まる同窓会

定例の鎌倉

期待通りメジロに会えて

狼狽

説得力のある消去法を必然といってみる

ガス管注意

隠せないのが動揺

他愛ないのが童謡

変りないのが同様

ラベル

ここは誰と聞くとお前と言われ

今夜の雪

天気が悪くて下ばかり

歩道の苔

阿弥陀くじのように緑色

上がる

勧められると全部買ってしまう

買わないのは経済としては悪かもしれないけど

接客の質が落ちているかもしれない雨の夜

節目

弥生三月年度末

季節の変わり目今日は雨

隅田川

遠くには塔

緑色の壁

前提は大概、間違っている

という仮説

永遠の

スタートラインに立つまでの長い時間

満悦

ひとりだけ空回り

坂の下

かつての

何かを思い出しながら