ゼークトの組織論を絡め、私なりの警察組織論を簡単に説明し
てみよう。
1.有能な怠け者
怠け者は、「自身はサボっても部下の力を遺憾なく発揮させ
ることで、要領よく自分と部隊が勝利できる方法を常に考え
る」ため、有能な怠け者は前線指揮官に最適である。
2.有能な働き者
このような人間は、勤勉であり自ら考え、適切に実行しよう
とする。またあらゆる状況下に対応するため、下準備を施
すことも忘れない。「参謀として司令官を補佐するのがよい」
3.無能な怠け者
「自ら考え働こうとしないが、命令通りに動く」。つまり、自ら
作戦立案などしないが、命令には服従し、自身に与えられ
た任務を完遂する人間である。最前線で戦う一般兵士に
最適。
4.無能な働き者
「これは処刑するしかない」。働き者ではあるが無能ゆえ、
間違った命令でも自分で判断を下し命令を放棄することは
ない。働き者でまじめな性格のため、間違った命令に最後
まで従ったあげく、大損を起こしてしまう可能性がある。
続・警察裏物語 より抜粋
最近、著者の本と漫画を数冊読む。
面白い。
無能な働き者か・・・。
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